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2015年5月31日 (日)

SFマガジンが隔月刊になりましたね。

いまさらですが、SFマガジンが隔月刊になりましたね。
そういえば最近早川書房の翻訳ものが元気無いと思いませんか?なんだか改訳版とか決定版とか新装版ばかりが目立ちますね、新しいタイトルもあまり見ないし、JAシリーズにはSFでもミステリでもない一般小説が入ってきているようです。経営方針の変更でしょうか?このままだと日本で海外SFが読めるのは創元推理文庫だけになるのではと心配です。

2015年5月18日 (月)

シップブレイカー

Shipbraker_3 シップブレイカー/パオロ・バチガルピ 田中一江訳 2012年早川書房
生きていくためなら死人の指を切り落として指輪を奪うことも辞さない。身を守るためなら父親すら殺す凄惨な世界観に圧倒された。

舞台は石油資源が枯渇した近未来のアメリカ。温室効果による海面の上昇。異常気象によって度々襲ってくる嵐に脅かされながら廃船から資源を回収するシップブレーカーと呼ばれる社会の最底辺に生きる少年ネイラーが主人公である。ネイラーの憧れは遠い沖を行きかう真っ白なクリッパー船に乗ることだった。

ある嵐の後、座礁したクリッパー船を見つけたネイラー達は、船の中を物色しているうちに、全身に貴金属を身につけた少女の遺体を見つけた。指輪を奪うために指を切り落とそうとするが、少女はまだ生きていた。

ニタと名乗る少女は同属企業内で不正な取引をしている伯父に追われる身だった。自分を父親の元に送り届ければ多額の報酬が手に入ると主張、ネイラーは半人トゥールとともに水没したニューオーリンズの上に築かれたオーリンズに向かった。

2015年5月13日 (水)

ただいまセール中 

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2015年5月 3日 (日)

キャリアーズ

Ss00022_2 キャリアーズ/パトリック・リンチ 高見浩 訳 1996年飛鳥新社

発端はアメリカにある実験用サルの検疫施設に輸送されてきたブタオザルが謎の疾病で死亡したことから始まる。調べてみると感染していたのはすべてスマトラ島から、しかも特定の地域から運ばれてきたサルだった。

同じころスマトラ島奥地に設けられた植物研究施設ラフレシアキャンプからの連絡が途絶えたため、偵察に向かった軍隊が発見したのは、壊滅したキャンプと全身から出血した跡が残る遺体だった。

アメリカではサルに接触した飼育員が発病、発見された病原体はエボラなどと同じフィロウイルスと判明。

一方ラフレシアキャンプ近くのムアラテボという町では同じウイルスの感染者が続出し、町は軍隊によって封鎖される事態となる。
サルは何からウイルスに感染したのか?なぜムアラテボの住民に感染がでたのか?ストーリーはアメリカとスマトラ島奥地を舞台に二転三転する。文字どおり何がキャリアー(保菌者)なのかというのがストーリーの主題になっており最後は驚きの結末を迎える。

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