ソフトウェア
ルーディ・ラッカー著/黒丸尚訳1990年
懐かしいですね、ジャンルとしてはサイバーパンクになるのかな?ちょっとティストが違う気もしますが。
最初に読んだときは世界観(ヒッピーが高齢化して金を持たない老人があふれた未来のアメリカ、方や月では人間に反抗したロボットたちがコロニーを作っている。)がすごいと思いましたが。
改めて読むとストーリーが感情移入し易くて結構泣かせるところがあったりと、ギブソンとは違った面白さがあります。ただし結構グロテスクな表現があってそのあたりがいわゆるサイバーパンクのハードウェア志向とは違う「ソフトウェア」志向なのかもしれません。続編もでていてソフトウェア、ハードウェア、ウェットウェアの3部作になっていてそちらもお勧めです。
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